• スタジオ

音が出ない紫外線除菌が、ラジオ局のスタジオをウイルスから守る。

株式会社エフエム山陰様

  • 使用した製品
  • Care222® i シリーズ
          

外部の音を遮断する必要があるスタジオでのウイルス対策

エフエム山陰様は、島根県・鳥取県エリアでエンターテイメントや生活情報を発信するFMラジオ局です。2020年2月に本社を移転、直後に新型コロナウイルス感染症が流行り始めました。「音」を重要視するラジオ局ならではのウイルス対策と「Care222® iシリーズ」導入の経緯について、取締役放送事業局長の石橋 透様と、放送事業局次長(技術担当)の水原 啓様にお話を伺いました。

お客様のご要望・課題

  • スタッフ、出演者が、安心して放送に集中できる環境を作りたい。
  • 収録に影響するため、作動音がないウイルス対策機器を使用したい。

“制作スタッフを3班体制にし、放送を維持”

  • お話を伺った人

(左から)
株式会社エフエム山陰
取締役 放送事業局長 石橋 透様
株式会社エフエム山陰
放送事業局次長(技術担当) 水原 啓様

Q

貴社の特長について教えてください。

(石橋様)開局36年を迎え、島根県・鳥取県エリアでエンターテイメントや生活情報を提供しています。最近ではインターネット放送radikoを通じ、全国にもリスナーを拡大し、地元ゆかりのアーティストとの絆も注目されています。社員のほか、外部やフリーのスタッフ、ゲストを含む出演者など、毎日30名ほどが出入りしています。

Q

ウィズコロナの生活が当たり前になりましたが、初期対策はどのように行われましたか?

(水原様)新型コロナウイルス感染症が出始めた2020年2月に現在のオフィスに移りました。空調の強化、検温、消毒液の配置と空中噴霧による消毒、パーテーションの設置など、さまざまな対策を行いました。 また、外食の自粛や県外への出入りも厳しく制限しています。制作体制も3班に分けて時差勤務を導入し、万が一感染者が出ても濃厚接触にならない、バックアップ体制をとりました。

(石橋様)それでも時間帯によってはかぶるときもあるので、制作スペースをパーテーションで区切り、デスクを離すなど、人流への配慮は今も継続しています

“「音」に細心の注意を払うスタジオと調整室には紫外線による除菌装置を設置”

Q

Care222® iシリーズを導入された経緯について、聞かせてください。

(石橋様)私は早い段階でテレビ番組を通じ、医療機関での紫外線による除菌対策を知りました。当社の社長も製品のことを知り、放送維持のためには欠かせないという考えから、経営会議で導入が検討されました。その後、移転時の電気工事などでお世話になった島根電工さんからご提案をいただき、スムーズに導入が決まりました。

Q

Care222® iシリーズのどの点に魅力を感じられましたか?

(石橋様)こまめな拭き作業は行ってはいても、忙しいときなどは万全とは言えません。その点、Care222® iシリーズは紫外線があたったところのウイルスや菌を除去でき、クリーンな環境を保ってくれます。パネルやマイク、細かい機材類の除菌作業が大幅に軽減される点も魅力に感じています。

(水原様)もう一つとても重要なのが、「動作音」です。スタジオでは小さなノイズも拾ってしまうので、空調機器の導入も非常に難しい。動作音がなく、知らない間に除菌を行ってくれるCare222® iシリーズは、ラジオ局やスタジオにはぴったりな製品です。

Q

具体的な設置場所を教えてください。

(石橋様)スタジオに計5台、とマスター室に2台設置しています。 第1スタジオでは、パーソナリティが喋る部屋に2台と、ディレクターが指示を出す調整室に1台。第2スタジオはパーソナリティが自分で機器を操作しながら喋るDJスタイルで、こちらにも2台。外の音を遮断した狭い密閉空間に1〜3名の人間が長く滞在するスタジオには、真っ先に設置しました。人が触れる機器を中心に、ある程度全体に照射されるよう計算していただきました。

 

(水原様)マスター室は、スタジオで収録した番組と、東京から衛星回線で届く番組をプログラム化し、松江送信所に送るための信号を作る主調整室で、まさに心臓部です。スタジオ同様に窓がありませんのでかなり密ですが、ここでは常時1〜2名が作業をしており、2台の作業デスクを中心に照射しています。

“導入後は、スタッフと出演者が放送に集中できる環境に”

Q

Care222® iシリーズを導入したことは告知されましたか?

(石橋様)設置と共に紫外線の安全性を全員に伝えました。スタッフだけでなく出演者も放送に集中して取り組んでいます。社外には紫外線による除菌をご存じない方も多く、みなさん驚かれ、感心されますね。 しっかりとウイルス対策ができて、衛生環境も良くなったと実感できる場面が多々ありました。Care222® iシリーズを導入し、大変満足しております。エフエム山陰は全国38局が参加するジャパンFMネットワーク(JFN)の一員なので、定期的に行われる編成会議でも、Care222® iシリーズを紹介しています。他局からのリアクションもよく、資料を送って欲しいという声も多く聞きます。

  

Q

今後、ウシオ電機と製品に望むことはありますか?

(石橋様)製品にしても紫外線による除菌にしても、もっと広くPRされた方が良いのでは、と思います。多くの効果を実感した立場からは、意外に知られていないことを不思議に感じています。小児科などの医療機関では、もっと積極的に導入していただきたいですね。

 

(水原様)Care222® iシリーズの導入は、公共施設や企業が中心だと思いますが、一般家庭にも興味を持っている方は多いと思います。自宅や個人でも使用できるポータブルタイプや、大がかりな工事がなくても設置できるタイプが作られると良いですね。

ーありがとうございました

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