• 宿泊施設

ニューノーマル時代の新しいホテル像を確立。
Care222®はホテル業界における新たなスタンダードのひとつに。

リッチモンドホテル盛岡駅前様

  • 使用した製品
  • Care222® U3ユニット/XEFIRIA

安心・安全な職場環境のための投資は、経営者として当然の判断

2020年12月、リッチモンドホテル盛岡駅前は、コロナ禍の真っ只中にオープンしました。想定外の困難な状況が続きましたが、フロントに設置されたCare222®搭載紫外線照射装置をはじめとする新たな試みの数々は、ニューノーマル時代の新しいホテル像を映し出しています。 開業準備の中心を担った、営業本部ファシリティマネジメント課の馬場謙太郎さんと、総支配人として現場を預かる森岩若さんのお二人に、お話を聞きました。

お客様のご要望・課題

  • 多くの人々が行き交う、フロントの安全を確保したい
  • すべてのお客さまと従業員に、安心して過ごしてもらいたい

“開業直前コロナ禍に、対応を迫られる”

  • お話を伺った人

リッチモンドホテル盛岡駅前
総支配人
森岩 若様

アールエヌティーホテルズ株式会社
営業本部 ファシリティマネジメント課
馬場 謙太郎様

Q

ホテルの概要について教えてください。

(森岩様)当ホテルは、部屋数189室で、リッチモンドホテルとしては標準的な規模ですね。稼働率は70%前後で、客室の8割がビジネスユースのシングルルームです。従業員はフロント、清掃、レストランの3部門を合わせて約80名おり、新規オープンなので新たに採用した方ばかりです。それにマネジメントを担当する従業員が4名ほどいます。

Q

開業を目前に控え、新型コロナウイルスが発生されたとのことですが、どのような状況におかれたのでしょうか?

(馬場様)リッチモンドホテル盛岡駅前の開業計画は2018年に始まり、準備が進められてきました。しかし、開業10カ月前の20年2月、新型コロナウイルスの発生が国内で大きく報道。そのため、開業に向けてできる限りの対策を実行していきました。例えば、フロントでは、カウンターでお客さまが宿泊カードを書き、精算機でお支払いただくか事前決済の場合はその場でカードキーを渡す想定でしたが、従業員との接触を減らすため、精算機をカウンターに埋め込み、お客さま自身で予約情報を探し、支払を済ませた上で、カードキーを出すオペレーションに変更しました。 またレストランでは、お客さまがお料理を取りに行くフルビュッフェ、いわゆるバイキングスタイルでしたが、国交省によるガイドラインにバイキング形式はなるべく控えることとありましたので、パンは一つ一つビニールに入れ、スタッフが盛りつけした料理を出すスタイルにしました。更に客席には常設のパーテーションを入れ、座席数も減らしました。

Q

新規に採用した方への教育もコロナ禍に対応したものだと思いますが、具体的にはどういったことに注力されたのでしょうか?

(森岩様)毎日の健康チェックですね。体温測定と体調のチェックリストを作り、出勤時に記入したものをリーダーが都度確認しています。これは現在もルーティンとして行っており、ホテルの安全は従業員を守るためでもありますから、皆さん積極的に協力してくれています。

Q

開業を迎えるにあたって、最も苦労された点は?

(馬場様)トイレの設備をはじめ、中国や東南アジアで製造している家具や備品類が、現地のロックダウンにより入ってこないかもしれないと言われたことです。コスト面も考えると代替品がないので、私の立場では物流の断絶が最も困りましたね。
(森岩様) 現場では、報道される日々の感染状況にとにかく心が痛みました。日に日に増える感染者に、従業員が感染したとき、私自身が感染してしまったときを、常に考えるようになりました。

Q

苦労が多かった分、リッチモンドホテル盛岡駅前はコロナ禍におけるケーススタディとして大きな存在になりますね。

(馬場様)そうですね。勿論、保健所をはじめ行政による条件をクリアした上ですが、今後は盛岡を参考にしながら他のエリアの店舗にも状況に応じて実装していく予定です。 昨今のホテル業界ではIoT技術の普及が加速しています。セルフ・チェックインの導入が急速に進み、ハードも進化しているのです。お客さまには機械だけでピピっとチェックインしてすぐに出かけたい方もいれば、お子さま連れでケアを必要とするお客さまや、観光地などを聞きたいお客さまもいます。お客さまに合わせたサービスを提供することで、差別化を図ることが今後さらに重要と考えています。

“ウイルス対策には「Care222®」搭載紫外線照射装置
脱臭には光オゾン脱臭・除菌装置「XEFIRIA(ゼフィリア)」を導入”

Q

リッチモンドホテルズグループ様では、光オゾン脱臭・除菌装置「XEFIRIA(ゼフィリア)」も導入いただいています。

(馬場様)XEFIRIAは3年前から、リッチモンドホテルズグループの約65%のホテルで採用しています。禁煙室でのタバコ臭や、お部屋にお香や香水のニオイが残る場合の脱臭手段として導入しています。例えば、1週間単位で泊まられるお客さまが毎日お香を焚かれると、換気するだけでは、ニオイが取れず次のお客さまにお部屋をご提供できないため、オゾン脱臭機を使用するのですが、お香や香水のニオイは、従来のオゾン脱臭機では取り切れないことがありました。しかし、XEFIRIAの「光オゾン」ならより高い脱臭力を実感することができています。 また、従来のオゾン脱臭器は、脱臭した後に独特のニオイが残りますが、XEFIRIAなら脱臭効果はありながらも、そういったニオイが残りにくいので選ばせていただいています。

Q

Care222®搭載装置をロビーに設置していただきました。導入までの経緯を教えてください。

(馬場様)製品の話は以前から聞いていましたが、予算的に新規開業のタイミングが最適なため、今回導入しました。 決め手は、人体への影響がなくお客さまに安全で、かつ目に見える機器であり、スタッフの作業負担がないことです。目に見えるウイルス対策機器という点で、テーブルの抗菌コーティングなどとは異なり、お客さまへのアピールと費用的な折り合いがつき、設置させていただきました。また、常時24時間365日、導入時の設定のまま運用していますから、手間はゼロですね。

Q

お客さまへの告知や反応はいかがですか?

(馬場様)とくに告知しているわけではありませんが、お問い合わせをいただくことがあります。どういう仕組みなのか?どこが作っているのか?など深く聞かれる場合もあり、ウシオ電機様からいただいた資料を元にお答えしています。

Q

導入への評価はいかがですか?

(馬場様)我々にとって、衛生的な環境を維持することは、お客さまの快適な滞在のためだけではなく、人材確保の面においても非常に重要です。 従業員からもこの装置について聞かれることがありますが、人体に悪影響はありませんと、説明しています。

Q

この先、他のホテルでの設置拡大のお考えはありますか?

(馬場様)どこまで慎重になるべきか、フロントだけで良いのかという両面から必要を感じています。タイミングを見ながらですが、レストランのビュッフェレーン上などは厳しく見られていますし、導入拡大の可能性はあります。

Q

今後ウシオ電機及びウシオの製品に期待することはありますか?

(森岩様)現在設置しているフロントは、大勢の人が行き交う場所です。一方で、個室空間や各客室にもあればと思っています。お客さまが滞在したあとにルームメイクスタッフが入り、業務をするわけですから、どこでも有効なウイルス対策としてハンディタイプの製品があればと、期待しています。

ーありがとうございました

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