- クリニック
地域医療を止めないための万全なウイルス対策にCare222®
周東クリニック様
- 使用した製品
- Care222® i シリーズ

今の時代に即したウイルス対策は、
「換気、隔離、そして紫外線除菌」
2022年8月、群馬県前橋市で泌尿器科、皮膚科、美容皮膚科、内科を標榜する周東クリニックが開業しました。群馬大学で共に学んだ医師夫妻が地域医療への想いを込め、患者様と医療従事者双方に配慮した設計となっています。開業までの歩みとウイルス対策に万全を期した最新の施設について、院長で医師の周東孝浩先生にお話を伺いました。
お客様のご要望・課題
- 発熱患者様専用の隔離診察室では万全なウイルス対策を施したい。
- 患者様と医療従事者双方にとって衛生的な診察環境を提供し、維持したい。
“学生時代からお世話になった、群馬県の地域医療に貢献したい“

- お話を伺った人
院長 周東 孝浩 先生
※写真右は副院長の周東 朋子先生
Q
クリニック開業までの歩みを教えてください。(周東院長) 副院長を務める皮膚科医の妻と私は、共に群馬大学で勉強し、私は泌尿器科、副院長は皮膚科の医局に所属していました。
お世話になった群馬県の地域医療に貢献したいとの思いから、新型コロナウイルス感染症流行の最中ではありましたが、2021年春頃より開業の計画を立て始めました。土地の選定から設計、建築、さらにウイルス対策を徹底したこともあり、予想以上に開業までに時間を要しました。
Q
患者様と医療従事者双方に配慮した素晴らしいクリニックですね。(周東院長)副院長と一緒にクリニック全体のデザインを考え、1日100人超の対応ができるようにスペースにゆとりを持たせた設計をしています。副院長が担当する皮膚科は、赤ちゃんから高齢者まで患者様の年齢層が広く、皆さまが快適に利用できるよう配慮しており、とくに小学生以下のお子さんも多いので、気軽に来院頂けるように子供用のボルダリング設備を取り入れるといった工夫もしています。

Q
クリニックの設計に盛り込んだ最新のウイルス対策について教えてください。(周東院長)発熱患者様専用の隔離診察室を設置しました。一般の患者様と動線が重ならないよう別の玄関から入り、検査から診察、薬の処方までを完結できます。
来院される一般の患者様と発熱患者様が待合室などを共有する場合、双方が不安を感じますから、心理的・物理的両方の観点から隔離を確立したわけです。診療にあたる我々も安心して診察に集中できます。大きく周知してはいませんが、私たちの想定以上に稼働しています。
また、診察中は窓を開けての換気が難しいため、窓を開けなくても1時間に3〜4回空気が入れ替えられる空調設備を導入しました。これにより室内の温度も一定に保て、快適で衛生的な環境が維持できます。

“Care222® iシリーズで、より一層のウイルス対策を“
Q
Care222® iシリーズを導入されたきっかけと経緯について教えてください。(周東院長)泌尿器科医の私は、Care222® iシリーズを知りませんでしたが、皮膚科医の副院長が、ウシオ電機さんの皮膚治療器(セラビーム® UV308 mini LED)を使用しており、その縁で、人がいる環境でも使用できる紫外線を応用した除菌方法を初めて知りました。ウシオ電機さんの営業の方より、詳しい商品説明の他、人体に悪影響を及ぼさないCare222®の紫外線のメカニズムやエビデンスについても説明をして頂きました。しっかりした科学的なエビデンスに加え、他の医療機関への導入実績もあり、スタッフ全員がマスクやフェイスガードを着用し、専任の清掃スタッフを1名常駐させるなどのウイルス対策に加え、更なる対策になるのではないかと思い、導入を決めました。
Q
設置場所について教えてください。(周東院長)受付と隔離診察室に1台ずつ設置しています。受付は、患者様はもちろん、業者さんの荷受など最も使用頻度が高く、清潔に対してもっとも気を使うスペースです。また、すべての診察室は、使用するたびにアルコール除菌をしていますが、隔離診察室は、発熱患者様が使用されることもあり、より強力な除菌設備が必要でした。

Q
Care222®の紫外線によるウイルス対策は告知されましたか?(周東院長)スタッフにはCare222®の紫外線の除菌効果と人体に悪影響を及ぼさないという特長を説明しました。朝の診察開始時にスイッチを入れ、診察を終えて帰る際に切るだけで手間もかからず、自分たちが何もしなくても除菌してくれているので、診察に集中できるととても良い反応がありました。
患者様にはホームページで周知しています。患者様からは目立たない天井に設置していることもあり、尋ねられることはありませんが、今後はポスターなどの掲示を考えています。

“Care222®でのウイルス対策のメリット“
Q
医師としてのお立場から、今後のウイルス対策とCare222®についてお聞かせください。(周東院長)今後もウイルス対策への気を緩められないと考えており、アルコール除菌と換気は当然の世の中が続くと思います。その上で人が集まる公共施設を中心に、+αの対策が求められるでしょう。Care222®の紫外線を用いれば、薬剤等を噴霧することがないので、人体に物理的な影響を与えることなく除菌し、人に対して非常にやさしいという点で重要視されていくと思います。

ーありがとうございました