2022/03/03

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抗ウイルス・除菌用紫外線技術「Care222®」の新光源モジュールを
販売開始

1台でより広範囲の照射が可能な広配光タイプを2022年3月より販売開始

ウシオ電機株式会社(本社:東京都、代表取締役社長 内藤宏治、以下 ウシオ)は、抗ウイルス・除菌用紫外線技術「Care222®」のコアとなる光源モジュールにおいて、従来のタイプよりも広配光となる新タイプの量産を開始し、2022年3月より国内外に販売を開始いたします。

ウシオは2020年4月より除菌装置を手がけるメーカー様向けに機器組込み用の光源モジュールを販売しており、ロボットや照明一体型の除菌灯具などの様々な製品に搭載されておりますが、「1台でより広い範囲に照射したい」とのご要望がありました。また、有人下での紫外線照射においては、紫外線関連の暴露許容限界値の規格※1に準拠するため、間欠点灯などで照射量をコントロールする必要がありました。

そこで、この度ウシオでは、新たな紫外線拡散技術を用いることで、配光角※2を広げることに成功。これにより、1台でより広い範囲に光を拡散させることが可能となりました。また、投入電力を調節できる機能を備えたインバータも新たに開発することで、紫外線関連の暴露許容限界値の規格内でも有人下における常時照射の設定が可能となりました※3。   今回のラインナップの追加により、最終製品のターゲットとするシチュエーションに合わせて適切なモジュールが選択可能です。

今後も、ウシオだけでなく、より多くのパートナー企業様で「Care222®」を搭載した製品開発を実現いただくことにより、社会に対して「光」による安心・安全な環境づくりへの貢献を目指してまいります。


■Care222® 光源モジュールの特長

1.標準タイプ(従来タイプ)
・主に無人となる時間が多い環境や、短時間で局所的な除菌を行いたいアプリケーション、機器への組み込みに最適
・比較的高い天井に設置する機器への組み込みに最適

2.広配光タイプ(今回の新モデル)
・主に有人となる時間が多い環境や、常時除菌を行いたいアプリケーション、機器への組み込みに最適
・一般的な高さの天井に設置する機器への組み込みに最適
・連続点灯が必要なアプリケーションに最適※3

※1  ACGIH(American Conference of Governmental Industrial Hygienists)は、紫外放射の急性障害に関する暴露許容限界値(TLV)を勧告しており、このACGIHのTLVを元に、各地域における国際規格(IEC, UL, JIS)にて222nmを含む紫外線の許容値がそれぞれ規定されています。
※2  1/2ビーム角
※3  一部の設置高さでは間欠点灯が必要なケースがあります。



■製品仕様

※4 弊社標準環境において照射窓100cmの位置での数値です。使用環境によっては、紫外線強度が変化する可能性があります。
※  仕様および外観は、改良のため予告なく変更されることがあります。

 

■参考
ウシオの抗ウイルス・除菌用紫外線技術「Care222®」について
波長222nmをピークに持つエキシマランプに特殊な光学フィルタを組み合わせることで、ヒトに悪影響を及ぼす230nm以上の波長をカットした、抗ウイルス・除菌技術です。この技術のコアパーツである光源モジュールは、国内外の照明器具メーカー様やロボットメーカー様、電機メーカー等の除菌対策機器として採用されています。
 

本件に関するお問合せ先

【製品・技術ならびに設置等に関するお問い合わせ】
ウシオ電機株式会社 光源事業部 EH Solutions GBU 営業部
TEL: 0120-911-222 / 
E-mail: care222_sales@ushio.co.jp
ホームページからはお問い合わせページよりお送りください。

【マスコミ・報道機関の方からのお問い合わせ】
ウシオ電機株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報課
TEL. 03-5657-1017 / 
E-mail: contact@ushio.co.jp
ホームページからはお問い合わせページよりお送りください。

【投資家の方からのお問い合わせ】
ウシオ電機株式会社 コーポレートコミュニケーション部 IR課
TEL: 03-5657-1007 / 
E-mail: ir@ushio.co.jp
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