「波長222nmが拓く新しいウイルス不活化・殺菌技術」で市村産業賞貢献賞を受賞

ウシオ電機株式会社（本社：東京都、代表取締役社長 内藤　宏治 、以下 ウシオ）は、公益財団法人 市村清新技術開発財団が主催する「第53回市村産業賞」において、「波長222nmが拓く新しいウイルス不活化・殺菌技術」で貢献賞を受賞しましたのでお知らせいたします。

「未来は光でおもしろくなる」をコーポレートスローガンとし、様々な市場に光によるソリューションを提供しているウシオは、「安心・安全」をキーワードに現在、光環境衛生事業に注力しています。今回の受賞技術は、この事業の中核となる技術になります。

ウシオは今後とも、皮膚や目の急性、慢性障害などに対する安全性の研究・確認を国内外の研究機関と進めていくとともに、医療機関、食品工場、空港、飛行機などでの感染対策、医療機器の展開を見据えたウイルス対策機器などを視野に商品化を目指し、「光」による安心・安全な社会の実現に貢献していきます。

■受賞内容
公益財団法人市村清新技術財団ホームページをご覧ください。
https://www.sgkz.or.jp/prize/industry/53/document_08.html

■市村産業賞について
市村産業賞は、公益財団法人市村清新技術財団の設立者である市村清氏の紺綬褒章受賞(昭和38年)を記念して創設されたもので、優れた国産技術を開発し、産業分野の進展に多大な貢献・功績のあった技術開発者、またはグループに贈呈されるものです。

■ウシオの抗ウイルス・除菌用紫外線技術「Care222®」
波長222nmをピークに持つエキシマランプに特殊な光学フィルタを組み合わせることで、ヒトに悪影響を及ぼす230nm以上の波長をカットした、抗ウイルス・除菌技術です。現在、本技術を搭載した製品であるCare222®ユニットは国内医療機関等を中心に数千台出荷されており、今後公共施設や教育機関などへの展開も予定しております。

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