2021/04/20

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神戸大学医学部附属病院にウシオの抗ウイルス・除菌用紫外線照射装置「Care222® iシリーズ」を36台導入

ウシオ電機株式会社(本社:東京都、代表取締役社長 内藤 宏治、以下 ウシオ)は、有人環境下で使用できる抗ウイルス・除菌用紫外線照射装置「Care222® iシリーズ」36台を、神戸大学医学部附属病院(兵庫県神戸市、病院長 眞庭 謙昌)に設置し、4月より稼働を開始しました。

今回の設置は、外来診療エリアにおいて、ウイルス進入のリスクが高いとされている待合ホールやトイレ、受付機・精算機周辺、ならびに検査待合など、不特定多数の人の稼働が特に高いスペースに対して、ウイルス対策用途として導入されたものです。
また、ウシオと神戸大学が長年進めてきた222nm紫外線の安全性をテーマとした共同研究をより発展的なものとするため、222nm紫外線の抗ウイルス・除菌効果に関して実地試験を行うことも目的としています。

神戸大学医学部附属病院 外観
天井に設置されたCare222® i-シリーズ
トイレ (左) 自動精算機周辺(右)

今後ともウシオは、病院や公共施設、交通機関などへのCare222®搭載製品の導入を進め、衛生環境向上、ウイルス対策による「安心・安全」な社会の実現に貢献していきます。

■神戸大学 大学院 医学研究科 外科系講座整形外科学 教授 黒田 良佑様

神戸大学整形外科では、人体に対して安全な除菌・抗ウイルス方法の開発を目指してウシオ電機株式会社との数年にわたる共同研究を行ってまいりました。その中で、波長が222nmである紫外線は、人体に照射しても安全であり、かつ十分な除菌効果を有しているということを明らかにしました。この研究成果に基づき、222nmの紫外線を照射する「Care222® i-シリーズ」を当院に設置できることになりました。これにより、昨今のウイルス対策が求められる現状においてもよりいっそう衛生的な環境を維持できるようになりました。これからも、患者様、一般の皆様に役立つ研究を継続してまいります。

■ウシオの抗ウイルス・除菌用紫外線技術「Care222®」
波長222nmをピークに持つエキシマランプに特殊な光学フィルタを組み合わせることで、ヒトに悪影響を及ぼす230nm以上の波長をカットした、抗ウイルス・除菌技術です。現在、本技術を搭載した製品であるCare222®ユニットは国内医療機関等を中心に数千台出荷されており、今後公共施設や教育機関などへの展開も予定しております。

■神戸大学医学部附属病院(兵庫県神戸市)
明治2年設立の神戸病院に始まり、地域を担う公的機関として150年にあたり、兵庫県内の医療体制の要となる診療をしております。 病床数934床の高度急性期病院であり、特定機能病院、地域がん診療連携拠点病院、がんゲノム医療拠点病院、エイズ治療拠点病院の指定を受けております。また、災害拠点病院、救命救急センターの役割を果たし、外国人患者受け入れ医療機関にも認証されております。
開院1869年4月、病床数934床、外来平均患者数1,989人/日、入院平均患者数720人/日、手術件数8,002件(令和2年度実績)。 https://www.hosp.kobe-u.ac.jp/index.html

本件に関するお問合せ先

【製品・技術ならびに設置等に関するお問い合わせ】
ウシオ電機株式会社 光源事業部 EH Solutions GBU 営業部
TEL: 0120-911-222 / 
E-mail: care222_sales@ushio.co.jp
ホームページからはお問い合わせページよりお送りください。

【マスコミ・報道機関の方からのお問い合わせ】
ウシオ電機株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報課
TEL. 03-5657-1017 / 
E-mail: contact@ushio.co.jp
ホームページからはお問い合わせページよりお送りください。

【投資家の方からのお問い合わせ】
ウシオ電機株式会社 コーポレートコミュニケーション部 IR課
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E-mail: ir@ushio.co.jp
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