• 教育施設

生徒たちの青春を止めない
2,700名の学校生活を守るCare222®

学校法人 須賀学園様

  • 使用した製品
  • Care222® i シリーズ

検査と予防を徹底、休校を防ぎ学校行事も開催

明治33年、創立者・須賀 栄子先生が掲げた建学の精神「全人教育〜人間形成の教育~」のもと栃木県宇都宮市に創立された須賀学園。宇都宮短期大学附属高等学校は、女子の私学としては栃木県でもっとも長い歴史を持ち、学園には大学・短大・高校・中学に3,300名もの学生生徒が通っています。全国の教育機関が休校やオンライン授業への対応に追われる中、同校はコロナ禍とどう対峙したのか?教育を守る志と、徹底した検査、またCare222® iシリーズの設置をはじめとする対策について、理事長の須賀 英之様にお話をお聞きしました。

お客様のご要望・課題

  • 教育を止めることなく、生徒達の成長を近くで見守りたい。
  • 本校への進学を検討されているお子様へ不安を与えることのない万全な環境を整えたい。

“個性を伸ばす教育方針により、多彩な卒業生を輩出”

  • お話を伺った人

学校法人 須賀学園
理事長 須賀 英之様

   

Q

長い歴史を持つ学園ですね。

(須賀様)明治33年に私の曾祖母である須賀 栄子が当初は女子の裁縫学校として創設しました。栃木県における女子教育機関としてはもっとも古い存在で、時代の趨勢に応じて、発展してきました。戦後に普通科と家政科を持つ男女共学の高等学校になり、昭和58年からは附属中学校を創設、栃木県初の中高一貫教育をはじめました。現在では、普通科、生活教養科(旧家政科)、情報商業科、調理科、音楽科の特色ある5つの学科に2,700名を擁し、生徒の個性を尊重し、進路希望や興味関心に応じた学科を多角的に展開しています。

Q

卒業生の活躍も多岐にわたっていらっしゃるそうですね。

(須賀様)音楽科からは世界で活躍するオペラ歌手やミュージカル劇団のトップ女優が、調理科からは超一流のホテルや料亭などに卒業生がいます。東京大学、京都大学、東京藝術大学をはじめ難関大学への進学校として高い評価をいただいていますが、「全人教育(人間形成の教育)」を建学の精神として、持って生まれた個性・能力・特質を最大限伸ばすことを教育目標に百有余年、努力してきました。

“教育は止められない。校内にPCR検査機器を設置”

Q

新型コロナウイルス感染症拡大当初、生徒たちを預かる立場として、どのように感じましたか?

(須賀様)当初は1年くらいで収まると思いましたが、実際には3年を要し、ペストやスペイン風邪同様、歴史は繰り返されると感じました。
学校を運営する立場でまず考えたことは、教育を止めてはいけないという点です。私たちの1年間はあっという間ですが、生徒たちにとっては貴重な青春の1年間です。本校では2020年4月の流行初期に2週間休校にしたのみで、以降は1日たりとも学校での教育を止めていません。学校祭、運動会、修学旅行も総て予定通り実施してきました。希望する生徒には1人1台パソコンを配布しリモート授業で対応しましたが、調理実習や音楽実技なども含め授業を止めることなく乗り切れたことは、本校教職員の誇りでもあります。

Q

その実現には徹底した対策を要したと伺いました。

(須賀様)「検査と予防の徹底」のため、あらゆる対策を講じました。中でも本校だけではないかと思いますが、校内の保健室にPCR検査機器を設置し、3年半で500名以上の検査を行ってきました。大きなイベント前には近くの病院等と連携を取り大人数の検査を実施。校内では、抗原検査キットを3,500セット使い切り、検査を徹底的に行いました。

Q

「予防」に対して取られた対策は?

(須賀様)サーマルカメラを4台導入し、校内で体調が悪くなった生徒が保護者の迎えが来るまで使用する陰圧室も保健室内に設置しました。また、アルコール除菌液は各所に配置しましたが、携帯の除菌スプレーとアルコールティッシュを12,000個作り、学生に配布しました。
また、食事中の飛沫を考え昼食の時間帯は黙食として、生徒会による校内放送を聞くことにしました。昨年12月から解除しましたが、以前のにぎやかで楽しい雰囲気に戻るのにはもう少しかかりそうです。

 

“Care222® iシリーズ設置の決め手は豊富な導入実績”

Q

Care222® iシリーズを導入していただきました。設置までの経緯と決め手を教えてください。

(須賀様)2021年9月に、本校を担当されているリース会社からCare222® iシリーズについてお聞きしました。ウシオ電機といえば信頼あるメーカーですし、紫外線除菌の仕組みについてもエビデンスを交え丁寧にご説明頂きました。浮遊するウイルスへの除菌にぴったりの製品で、すぐに導入を決めました。医療機関を始め多くの施設に導入されている信頼も決め手ですね。

 

Q

設置場所について教えてください。

(須賀様)まず、不特定多数の来校者が訪れる玄関、受付のカウンター、応接セットに合計3台設置しました。玄関周りの美観を損なわない天井埋込式にしていただいたところが、満足している点です。
次に体調の悪い生徒が来ることを想定し、保健室のカウンターを照射する形でも設置しました。
現在、今年12月の完成を目指し7階建ての新校舎を建設中で、そこにも導入を予定しています。35クラスが入りますので最も多くの学生が行き交う1階昇降口等に設置するよう進めています。

Q

設置後の生徒や教職員の皆さんの反応はいかがですか?

(須賀様)生徒たちはいろいろなものに興味を持つ年頃なのでずいぶん質問され、説明すると紫外線除菌そのものにも興味を持ったようです。来校者にも受付担当者から説明し、非常に感心されています。

 

“安心して学べる環境は入学志願者にも大きな魅力”

Q

実際に導入されていかがでしょうか?

(須賀様)目には見えないので効果を感じることは難しいですが、紫外線があたった浮遊するウイルスにも効果がある製品として期待しています。 また、Care222® iシリーズの設置はホームページや入学案内、学校説明会を通じ、本校への入学を志願するお子様や保護者の皆様にも伝えており、ウイルス対策を象徴する存在として生徒募集にも効果を発揮しています。学校生活を止めることなく、衛生的な環境の中で生徒が青春を送れることは、保護者にも教職員にも大切ですからね。

 

Q

ウシオ電機に対してご要望があればお聞かせください。

(須賀様)今後も新しいウイルスの発生が考えられます。中学生を対象とした高校の学校説明会でもCare222® iシリーズの導入は話題になり強い関心がありました。今後もウイルスに有用かつ簡便な機器を開発し続けていただき、すべての学校に配備されることを期待しています。

ーありがとうございました

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