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オフィスの共用スペースを清潔に保つために、Care222®搭載製品を導入

三菱地所株式会社様

  • 使用した製品
  • Care222® U3ユニット

ニューノーマル時代におけるオフィスのあり方を提案

3年前の本社移転を機に、働き方改革に取り組んできた三菱地所株式会社様。働き方改革の一環としてオフィスを「ライブ型ショールーム」という機能にしている同社は、社員の安全確保に加え、同社のお客様へニューノーマル時代のオフィスのあり方の提案も兼ねて共用スペースにCare222® U3ユニットを4台導入いただきました。そこで今回の導入のねらいを、管理・技術統括部 安全管理室の川口 英彦室長と、ビル営業部 FMコンサルティング室の竹本 晋室長にお聞きました。

お客様のご要望・課題

  • テナントオフィス内のウイルス対策メニューを充実させたい
  • ショールームオフォスを通じ、ニューノーマル時代のオフィスのあり方を提案したい

“共用する場所やモノを清潔に保つハード面からの施策のひとつとして導入”

  • お話を伺った人

(左から)
三菱地所株式会社 ビル営業部 FMコンサルティング室長
竹本 晋様

三菱地所株式会社 管理・技術統括部 安全管理ユニット ユニットリーダー 安全管理室長
川口 英彦様


※役職等は2021年3月時点のものです。

Q

ウィズコロナの生活が始まって1年が経ちます。初期対策としてはどのように対応されたのでしょうか?

(川口様)昨年1月中旬頃から対策物資の調達を始め、廊下等のビル共用部でアルコール消毒の塗布やマスク着用を徹底し、同時に注意喚起としてソーシャルディスタンスのポスター掲出等を行いました。追って床面にソーシャルディスタンスのサインの貼付も行うなど飛沫や接触による感染予防を第一に考えて対策を講じてきました。その後感染が拡大しましたのでテナントの不安を少しでも解消できるよう、更なる対策事例を挙げて「オフィスは安全」と発信していきたいと思っておりました。

(竹本様)社内のコロナ対策を考えるときに、3つキーワードを考えました。
・接触回避 ・清潔 ・健康管理の3点です。
この3つの観点から、ハードとソフト・運用とITを組み合わせて対策を議論してきました。 また、テレワークの活用により第1回目の緊急事態宣言下においてはほぼすべての社員が在宅勤務となり、現在も出社率3割程度を目安に取り組んでいます。2018年1月の本社移転を機にフレキシブルなワークスタイルが可能なオフィスとなり、併せてモバイルパソコンの導入や各種人事制度改革など、「人事制度、IT、ファシリティ」を三位一体で改革しました。そのおかげもあって、テレワークにもスムーズに移行できました。私は総務部で社内対策の担当をしておりましたが、災害対策等の過去の危機管理対応事例なども参考にしながら、情報収集とタイムリーな発信に努めてきました。

“ショールームオフィスを通じた、ディベロッパーとしての提案”

Q

様々な対策を講じられる中で、どういった経緯で、当社のCare222® U3ユニットを導入されたのでしょうか?

(川口様)私が所属している安全管理室は、テナント向けの注意喚起を行うほか、主にビルの共用廊下や共用トイレなどの衛生対策を担当しております。除菌、抗菌についての情報収集を行っていたのですが、コーティング剤を塗布する対策が多く、これは目には見えませんし、その効果を直接確認することが難しいので、「どうしたらテナントや来館者に対して我々の取り組みの可視化が出来るだろうか?」と考えていました。その範囲は共用廊下等に限らず、テナントオフィスも含めた形で、様々な場所に応じて対策を講じられるメニューを充実させたいと思っていました。 そのような中でCare222® U3ユニットについて、昨年11月末頃にインターネットで知りました。目視できる機器設置により対策を直接感じやすく、紫外線を使う除菌の新しさから興味を持ちました。ウシオ電機さんに連絡して詳しい説明とともに実際に製品を見せてもらい、我々も勉強をして、オフィス内の共用スペースやモノを清潔に保つハード面からの施策のひとつとして有用と考え、Care222® U3ユニットを本社オフィスに設置しました。
正式な意思決定は1月上旬、設置した2月から稼働しました。

(竹本様)もともと2018年1月の本社移転は、「働き方改革の推進」という側面に加えて、総合ディベロッパーとして「これからの働き方・働く場」の実証実験を行ったり対外的に発信する「ショールーム」としての機能をもたせており現在はコロナ禍で見学者数は減少していますが、特に移転初年度は年間約1万人ものお客様がお見えになりました。Care222® U3ユニットは、「ニューノーマル時代」のオフィスにおける「清潔」の観点での新機能の1つとして実証的に導入しており、機器の設置による対策の可視化は、働く社員に対する心理的・機能的なプラスの効果に加えて、見学にいらっしゃるお客様への大きなアピールになります。

Q

具体的な設置場所と設置台数を教えてください。

(川口様)文具を置いている共用スペースに2台、フリーのデスクスペースに2台、合計4台を設置しました。いずれも人感センサーを使って、夜中など人がいないときに照射しています。人体に悪影響を及ぼさない紫外線とはいえ、直接目に入らないように角度を工夫しながら、製品の安全性は社員にきちんと周知しています。社員に向けては、紫外線による抗ウイルス効果と、人体へ悪影響を及ぼさない点について、要約した説明をパネルにし、設置場所に置いてあります。

Q

来社されたお客様の反応はいかがでしょうか?

(竹本様)Care222® U3ユニットについてはご存知ない方が多く、「なるほど、こういうものもあるのですね」という反応が多いですね。そこで社員がお客様をご案内するときのために、川口が申し上げたパネルなどをきちんと活用して、機能や効果などを社員が説明できるようにしています。

Q

紫外線を使うことへの抵抗感はありませんでしたか?

(川口様)紫外線と聞いて不安を覚える社員はいました。私はウシオ電機さんの説明と、広島大学やコロンビア大学によるレポートによる学術的な裏付けをもとに、人体に悪影響を及ぼさない紫外線であると説明しております。説明に際しては、医療機関などの公共の場での導入実績が多い点も信頼感がありましたね。今ではCare222® U3ユニットは日常に溶け込んでいます。

Q

設置による、期待していた以上の効果はありますか?

(竹本様)昨年の「強制在宅勤務期間」に改めて再発見されたオフィスの良さとしては、「高品質な什器・文具類を、わざわざ自分で調達することなく、皆でシェアして自由に使える」ということが挙げられますが、一方で、誰が使ったかわからないモノをシェアすることに対する心理的な不安感があると思いますので、それを払拭して、心理的にも機能的にも衛生環境の維持を徹底できる点ですかね。

(川口様)本社向かいの大手町ビルに、会員制のコワーキング施設があるのですが、私からCare222® U3ユニットの情報を共有したところ、最近2台設置しました。本社同様、人がいない状態で照射するため、稼働しているところが見えないので、とくに初めて訪れるお客様にはしっかりと説明を行っています。今後も要望があれば設置していきたいと思っています。

“ニューノーマル時代のスタンダードとしての期待”

Q

今後、Care222®への要望や、ウシオ電機に期待することをお聞かせください。

(川口様)製品については、設置の高さによって、効果が得られるまでの時間が変わるとのことですが、それが一定且つ短時間で除菌できれば良いと思います。照射範囲も、現在は約2.5mの高さに設置して、およそ3.6m2と聞いていますが、より広いエリアをカバーできると良いですね。

(竹本様)デザインについても、自然にオフィス環境に溶け込みながらも、信頼感を与える側面からもさりげなく存在感があったほうが良いのではと思います。また、アルコール消毒が当たり前になりましたが、アルコールによる肌荒れ等を心配される方もいるでしょうから、手をかざせばアルコールの代わりに除菌されます、というコンパクトタイプが出ても面白いと思いますね。

ーありがとうございました

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